2012/02/24  (金) 

税理士業の納期の考え方

税理士業界は現在確定申告の真っ只中です。

 

ただ、うちの事務所は確定申告だけのお客様は

お受けしていない関係で、

もう残すところ2件のみです。

 

ようやく今日から少しの間業務に忙殺される日々

から開放されます。

 

 

さて、最近うちの業界の仕事の納期に対する考え方

について思うところがあります。

 

税理士業は会社の数字を扱う仕事のため、

毎月のように月次資料の提出や申告書提出の

納期に迫られています。

 

長年やっていると、

とりあえず申告期限ギリギリに間に合えばいいという

考えになってくる人が非常に多いです。

 

月次資料などは

資料を預ってからしばらく放置され、

数週間後に完成しても問題ないと考えて

しまう人がいます。

 

私も以前の事務所で月次資料を預った際に、

早く処理をしようとすると、

上司から『そんなに早くやるな、月次処理が簡単なものだと思われるぞ!』

と処理を止めさせられたこともあるくらいです。

 

 

はたしてこんなことでよいのでしょうか?

 

 

私は独立してから納期については

ひとつの決め事を自分に課しています。

 

『いただいた資料はどんなに遅くとも

1週間以内、目標3日以内で完成させる。』

 

数ヵ月前の月次資料の説明に何の意味が

あるのでしょうか?

 

可能な限りリアルタイムで月次資料を

説明することではじめて月次決算を行う意味が出てきます。

 

 

また、決算申告についても

申告期限ギリギリではなく、

少なくとも申告期限の3週間前には必ず

全社完成させています。

 

決算申告はもうすでに会社からすると過去のものです。

 

すでに気持ちは新年度に向いています。

 

申告も可能な限り早く終わらせ、

早く新年度に全力投球していただきたいという、

思いがあります。

 

 

 

納期を早くするということは、

サービスの向上につながります。

 

我々は申告書、月次資料の作成屋ではありません。

 

会社をサポートさせていただくサービス業

なのです。

 

 

これからもこの考えを事務所全体で徹底させていこうと思います。

 

 

 

 

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